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  • 実施設計(丹生川の古民家)

    丹生川の古民家の実施設計をしております。 改修はゼロからではなく、途中から作るので、新築よりも簡単に考えられることもありますが、 新築よりも不明確なことが多く、その部分で悩んでしまったり、なかなか難しいところもあります。 何もないところに作るのではなく、あるものに対してどう答えるか、どうすると魅力をひきだしつつ、 性能をあげていけるか、を考える必要があります。 まずは、軸組(構造の立面図)を各部屋描きだし、それを写真と見合わせながら、 「この天井は見せたいな」「ここは新しい感じ」 「馬小屋部分の構造は馬小屋感あるなぁ~」 などなど考えながら、古い構造に肉付けしていきます。

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  • 屋根工事(丹生川の古民家)

    先行して始まった屋根工事の様子を施主のご主人が送って下さいました。 その写真からご主人の喜びが伝わってくるようで、皆さんにもそのおすそ分けです。 雨仕舞が悪いので、屋根だけやってしまいたいという施工者のご意向で、 雪の合間を見て、屋根板金工事に入ってくださいました。

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  • 基本設計お打ち合わせ(丹生川の古民家)

    マイコプラズマ、ロタ・・流行りのフルコースで5歳のお誕生日前に鍛えられた娘。 一か月近くかかりましたが、元気なって良かった。 お休み中の娘の横で模型を作り、再び高山へ行ってきました。 現状、延床45坪ほどの平屋を、若世帯の新居兼親世帯のセカンドハウスとして、改修予定です。

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  • 古民家再生

    古民家改修のお話で、駅弁を買い込み、ワイドビュー飛騨に乗り込み、いざ高山へ! 10年ぶりくらいの高山でしたが、最近きれいになったところのことで、 駅舎も立派になって観光に力を入れていることが伺えました。 さて、敷地は国道からすこし入り、集落内の水路をこえると・・・というロケーションで、 小八賀川という川を望めるような段丘の部分にあり、北側が斜面。 南北から水の音が聞こえました。 敷地内には主屋、板倉、水廻りを含んだ元馬小屋、倉庫が建っています。 雪の多い地域でしばらく放置してしまっていたこともあり、主に屋根に傷みがありました。 その中のまずは居住部分となる主屋から手を入れようということで、 既に状況を調査の上、耐震改修を進めている段階でした。 建物は主に明治期のものということです。

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  • 鍋敷き(久米製作所)

    梨の美味しい季節になりました。 夜、虫の声を聞きながら 梨を食べると、なぜか胸がキュウっとするのですが、そんな一口一口のセンチメンタルを楽しんでいます。 料理好きの夫も、秋を感じたらしく、炊き込みご飯やら、おでんを作ってくれて、正直まだちょっと暑いのですが、ありがたくご馳走になり、我が家にも秋がきています。 さて、そんなお料理好きさんも必見!鍋敷きのご紹介です。

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