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みんなの家 土地探し
私ごとながら12/7に長女が3歳になり、お母さん3周年を迎えました。 どんどん変わっていく立場に自分でも消化できないまま、月日が流れましたが、 気づけばお母さんという立場にも少し慣れたように感じます。 そして、何とか「みんなの家」を用意できないかと、時間を見つけては、土地を探しに行っています。 プロジェクトさえどうなるかわからない、まだまだ夢の話なのですが… こんな仕事をしながら、自分の住まいに関してはあまり興味がなかったのですが、 いざお母さんになってみると、「みんなが安心できる場所がほしい」という想いが湧いてきました。 建主さんから「子供に少しでも良いものを残しておいてあげたい!」という強い想いを聞いたり、あるお父さんに、「ここが自分の家という帰れる場所を子供に用意してあげたかった。」というお話を聞くうちに、住宅というのはそんな想いが形になったものなのかなと思うようになりました。 家族の場所を用意するということは、自分が教えてもらった温かさのようなものを伝えていきたいという行動の一つのようにも思います。
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ペレットストーブ
寒くなってきましたね。 京都に住んで、十数年になってきましたが、どうしても京都の冬の寒さは克服できないでいます。 毎年寒くなるにつれ、肩に力が入ってきて、ぐっと寒さに耐え、だからこそ春が来た時の嬉しさは増したようにも感じるのですが・・・ そんな気持ちも相まってか、ペレットストーブとはどんなものだろうと見に行きました。 ペレットストーブはペレットという木材を加工したものを燃料にしたストーブです。 形状は薪ストーブに良く似ていますが、電気の力を少し借りて、安定した暖を取り入れやすくなっています。 感覚的には灯油ストーブと薪ストーブの中間くらいとのことです。 京都市は地産地消を目指し、京都の山の間伐材でペレットを生産し、それを市民に燃料として使ってもらうことにより、 林業を少しでも活性化し、人が入らなくなったことにより、荒れてしまった山をなんとかできないかと考えているようです。
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原風景
「原風景」・・・原体験におけるイメージで、風景のかたちをとっているもの。 設計中どうも私は半屋外のような場所が好きな傾向があるなと感じています。 おそらく私の体に擦りこまれた原風景がそんな傾向を作りだしているのだと思います。 小さい頃、三軒隣の祖父母の庭で朝から晩まで毎日遊んでいました。 飛び石、一段飛ばし・二段とばし・・忍者のように! 丸く刈り込まれたツゲの木に干しているお布団の上にのる。サツキではだめ。枝がやわらかくてしなるから。 お腹が空いたらツツジの蜜をすう。 落ち葉の季節は焼き芋。 クスノキを家に見立てて、ままごと。各枝を個室とする。 あつーくなった庭石の上でだらだらする・・・ ダイナミックな自然ではないけれど、安心して遊べるお庭が大好きだったなぁと思います。
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