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                  豊島美術館
豊島美術館に行ってきました。 アプローチは島を体感するようなランドスケープで、 島の景色に目をやりながら道中を楽しんでいくと体がそこにだんだん馴染んでいくようで、 そうこうしているうちに森のなかに雫型の建物が見えてきました。 中は外気と繋がっていますが、安定していてひんやり。 床には無数の雫が広がっていて、皆さん誰から言われたわけでもないのに、 光庭に向かって放射状に思い思いの場所を見つけていました。 ゴロンと横になって、水の様子を見ながら、島の風に吹かれていると 大勢いらしゃるのですが、だんだん1人に戻っていくようでした。 面白かったのは、光庭には自由に行き来できるようになっていますが、 ほとんどの方はその光の中には入ろうとせず、何か神聖なもののように 遠くから眺めているだけでした。 (大勢が見ている中、陽光のスポットライトを浴びるようになることが恥ずかしいからということもあると思います) 普段あまりにも追い込まれると、一体何をしたくて、この仕事をしているんだろう 思うときがありますが、簡単に言うと、 ・ここはいいところだ ・あなたが居てくれて良かった その二言を体現したくてやっているのかななどと思いながら、その気持ちも蝉の声の中へ消えていきました。
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                  猪熊弦一郎現代美術館
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                  石井修誕生100年記念展
建築家・石井修さんの100年記念展に行きました。 勤めていた時、初めて担当させてもらった物件が石井さんが多く作品を残されている目神山で当時工務店の方と一緒に目神山を一回りしながら見に行ったのですが、敷地の外側からはあまり建物が見えなかったことを記憶しています。 そのあと雑誌•建築知識の企画で石井さん、美建出身の木原千利さん、竹原義二さん、安原三郎さんが勤め先に見えられる機会があり、私は先生方の対談に耳を澄ましていました。石井さんは当時担当させてもらった目神山の物件に気付かれ「あれは君だと思ったよ」と私の師匠の横内先生に話されていたこと、線が細い京都風の意匠は好きなのに自分が作るとなるとしっかりしたズドンとした木を据えたくなるというお話など穏やかな声が聞こえました。それから15年以上経ち、今回のような展覧会があると、皆さん個々に活動されているようでも、こうやって何かを渡しながら業界全体として文化繋いでいっているんだろうなと最近思います。
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                  シスコ・パラダイス|滋賀県立美術館