お引越し後(湖東の家)

お引越し後の様子を少し。

いつもお引越し後に行くと格段に良くなったような気がします。

建主とは設計中から十分話をし、同じ方向を向いて進んできたつもりですが、まだ人が入るまではただの物で、人が入ると動きだします。その人色に染まっていることが嬉しいのです。

コロナで遅れていた食堂のペンダントも無事到着しました。

起業する時にホームページを作るにあたって、自分なりの作っていく方針を言葉にしました。ほとんどは学生時代にノートしていた言葉のままで、建築への憧れの部分も多く含んでいると思いますが、何軒か建てさせていただき、少し自分がどうしたいかがわかってきました。

 

「そこに居ることを長い時間かけて施主(そこにいる人)と喜びたい」

 

その想いが強いというか、突き詰めるとそれに尽きるような気もします。

さて、お別れに田園の中の風景を見ながら、撮影は稲穂が黄色くなる季節かなと考えています。