外構工事(湖東の家)

敷地は南北に長い250坪。

北側接道で接道側は将来的に娘さんが家を建ててもいいし、ご主人が起業してもいいし、ということで南北に長い敷地を南側・北側に分けることもできるようにし、景色がひらける南部分に建物を建てました。

建物が道路から遠くなるので、敷地内に車が入られるよう通路を作っています。

旗竿敷地のようになるわけです。

砕石止の棒石を据える。

石は敷地にもともと建っていた古家の基礎石を利用。地産地消。

普段、枠どうして納めよう?などミリ単位のことで悩んだりしているので、大きな力で景色を一機に作っていくのはエキサイティングでした。築山の上に登り、どんどんできていく外構を見ていると、古墳づくりってこんな感じだったのかなと想像してみたり。 

 

最寄駅から敷地までの道中の半分は水路の横を歩きます。

界隈のお宅の多くは、敷地内に自噴井戸(動力なしで湧いてくる井戸)があり、こんこんと湧いてくる水はかけ流しで集落内の水路へ放流され、たえまなく水音が聞こえます。

 

それを集めて、川にしてみました。 

 

 

 

 

どうですかね?

だんだん通路が川に見えてきましたかね?こういう想像も庭の楽しみの一つではないでしょうか。

荒削りだったイメージをigune庭さんがうまくまとめて下さいました。

 

南庭へ。

この縁石も古石利用。

靴脱ぎ石も古石。少し高さが足りないですが、有効利用。

 

夕方、工事をお部屋で見ていたお子様たちも庭に出てきてお散歩。

「おじいちゃん(工務店は建主のお父様)きれいにしてくれたね~」と話して、あとは造園工事です。