野田版画工房

たまたまですが、今回敷地のあるmade in 東近江のものがいくつかあります。

その一つの野田版画工房さんの襖紙。

建主のご希望でお願いすることになりました。

他の内装のイメージからまず下地となる襖紙の色を選びます。

それに地模様となる版を選ぶ。 

地模様の版は試作中とのことでしたが、少しポップなお花(写真:左)が選ばれました。

色は差色になる緑と水色の間くらいの色(写真:右)を選びました。

その上に野田さんが場の光や建主のイメージに合わせて描きます。

建主は「会話の中でクリムトが好きとか言っちゃったけど大丈夫かな~」ご心配されていましたが、

野田さんがどのように感じられたのか楽しみです。

 

建主のような方がいないと襖絵のような文化も残していくことが難しいのではないのでしょうか。

東北で震災があった時に、パティシエの方が他の料理人の方に「一緒に何かできることをしに東北へ行こう」と誘われ、その方が「食べることも困るこんな時にケーキなんて‥」と言ったところ、「こんな時だからこそケーキが必要だ!」と言われハッとした。というニュースを見ました。

芸術も本当は他にも足りないものがたくさんあったとしても、それがあることで、その間を埋め、豊かにしてしまう力があるように思います。

日常にアートを!取り入れてみてはいかがでしょう?