一段落(母屋修繕)

昨年の秋の台風から和歌山の現場と抱き合わせでみていた母屋の修繕も一段落。

外壁の板張りも焼杉できれいに張りなおしていただきました。

まだまだ建具や塀などいろいろ残っていますが、雨の侵入の心配があるところははふさいだのでホッとしました。

家を出てからは、盆と正月しか帰らないような時も多かったのですが、じっくり向き合って、

好きだった石の上に乗って少しずつ直っていく母屋を見ていると、子供の頃からずいぶん時間が経っていて、

「私はこんなに大人になっちゃったけど、あなたは全然変わらないのね。」と石にしゃべりかけたいような

物によって時間の流れ方が違うことを改めて感じました。

サツキが満開で、いろいろあってもきれいに咲くんだなと植物のちから強さに元気をもらいました。