キリT

10月7日運動会。

その運動会で長女たち年長さんは親子で太鼓を演技します。

その演技で着る大人Tシャツ企画係になりました。

 


 

年長さんたちは春頃から、絵本「ももいろのきりん」に出てくる「キリカ」というピンクのキリンと、先生方の作ったファンタジーの世界の中、交流を楽しんでいます。キリカはお手紙でお泊り保育に誘ってくれたり、運動会で力が出るお水をプレゼントしてくれたり、見守りながらポイントで子供たちの成長を後押ししてくれています。子供たちが作りかけていたおそろいのTシャツもこっそり最後の仕上げしてくれました。

 

 

当日子供たちはその手作りTシャツを着ることが決まっていて、

合わせて同じような作り方でそのキリカのTシャツを作ることにしました。

 

演技用なので、人が方向を変えた時に色が白・ピンクと入れ替わる方かおもしろいなということで、

半分ピンクに見えるくらいのキリカのビックプリント。

子供たちの目線で運動会の人ゴミの中、キリカが来たのかな?とドキッとするような。

それをある程度手作り感があるよう、個々に違い、素材感もあるようにしたいので手刷りでしたい。

 

そんな無謀な思いつきでどうなることかと思いましたが、「なんで手刷りにしたの?」と言われながらも、お母様方にお付き合いいただきなんとか30枚ほど刷り上げました。

 

運動会当日は朝から雨との戦いで、やむのを待って、先生も保護者もみんなドロドロになって水はけの悪い園庭を整備していると、「みんな少しでも子供たちにいい思い出を残してあげたいんだなぁ」と妙に感動してしまい、すぐ涙ぐみそうになるのは齢なんでしょうか?

無事始まった運動会の最後の方にある太鼓の演技が近づくと、キリカを纏ったお母さんが群れ始め、

いよいよ太鼓。

 

ドンドンドン!空高く響け!キリカに届け!

 

雨がようやくやんだ曇り空の下、太鼓の音が響いていました。

 

0歳の赤ちゃんを抱っこしながら、初めて見た運動会の太鼓の演技は「このふにゃふにゃが

こんなに立派になるのか」ととても感動したのを憶えていますが、気づけば娘も最終学年。

いい思い出にできたかな?