お引渡し

朝から続いた必死のラストスパート。

最後にソファも届き、ゴールイン!!

実質4か月半ほどの工期でしたが、すばらしい奮闘ぶりで

何とか間に合わせて下さいました。

おつかれさまでした、本当にありがとうございます。

(4か月半というと一般的に言うと、短くないかもしれませんが、

設計事務所の仕事というのは、全体的に特注的な要素も多く、

注文が細かいこともあり、どうしても半年くらいかかることが多いのです。)

 

 

そんな様子を見ながら、ご主人が

「一年前、新築・リノベーション・マンション等も含め、散々探して、良いと思えるものに出会えず、

大きな金額をかける気になれなかった。けれど今出来上がったものを見て、

これならこの金額を出しても惜しくないと思えます。」と話してくださいました。

 

建主が踏みとどまって、私に連絡を下さったことから、始まったのですが、

 

高級なピカピカなものではなく、自由で楽しいもの。

シンプルなもの。

時の経過によって一層美しくなるもの。

 

が一緒に目指すものでした。

初めてメールをいただいた時にそんなご希望と自分の目指すものがぴったりと合っていて、

びっくりしたのを憶えています。

あとはシンプルないくつかのキーワードをもとにここまで形になったのですが、

お気に入りにできたでしょうか。

 

学生時代、建築は自然破壊的な行為なんじゃないかと悩んだのですが、

とにかくなんとか永く愛せるものを作って長く使ってもらう、それにより資源消費のサイクルをゆっくりにすれば、

継続可能になるんじゃないかというのが今のところ、私の行き当った回答です。

長く使えれば、お財布にもやさしくなるはずなのですが。

 

 

つけたての北窓のスクリーンが日没前のきれいな青に染まり、

それがきれいで、この家には毎日こういう夕方が来るんだなぁと

なんだかもうクタクタの体に、その青が染みこんでいくようでした。

 

そのあとはお引渡しを済ませ、お世話になった監督さんにお礼を言い、

ほとんど燃えカスの母(私)が子供たちをお迎えに行くのでした。

 

また資料がそろいましたら、Web内覧会を開催したいと思います。

 

 

 

建築工事はおしまい。

 

 

 

おまけ。お引越し後。