地盤調査

土地の決済が済んだと建主から連絡があり、早速地盤調査を行いました。

 

スキップフロアのプランということもあり、構造設計事務所にも協力していただいて

いるのですが、場所を伝えると、「堀川通りの近くは堀川の堆積で地盤ができていて、

3mほどは地盤が良くないことが多い。」と近くの敷地の地盤データを見せて下さいました。

 

そんこともあり、改良が必要になるとある程度覚悟していました。

今回3軒同時の建て替えなのですが、そういえば、先に着工した隣地はどうだったんだろうと

聞いてみると、改良なしでいけそうなくらいの結果だったのこと。

 

密かな期待を持ち、小雨の中調査開始。

木造の住宅の場合、簡易な調査のスウェーデンサウンデンィング式という

おもりをのせながら、グルグルと棒を回転させていき、その回転数と

貫入量の関係によって、どの程度土が締まっているか調べる方法が一般的です。

それを大体家の4隅と中央の5ポイント調査します。

 

1ポイント、2ポイント、3ポイント・・おっ!これはもしかしたら!

セーフセーフ!改良なしでいけそうな結果!

 

小雨も吹き飛び、明日もホームランだ!的なホクホクとした気持ちで思わず、

お調子に乗ってしまう私でした。

 

厳しいコスト調整が予想される中、50万円の貯金。チャリンと音が聞こえました。

 

 この物件の前のお話は「実施設計お打合せ(柿本町の町屋)」へ。