東大寺は好きな場所なのですが、子供が生まれてから、なかなか行けずにいました。
そろそろみんな大きくなってきたし、鹿とも遊べるかもと思い、みんなで出かけました。





大きければ良いというわけではありませんが、信じているものが大きくて、そこにずっとあってくれそうであれば、
人々はとても安心したのではないでしょうか。
木造建築は自然の木を使うため、どうしても材の限界があります。
そのため、スケール感が他の構造と比べ小さくなりがちなのですが、
東大寺に行くたびに、木造でもこんなダイナミックなことができるんだなぁと感心させられます。
そして、お茶をしようと奈良国立博物館新館へ。設計は建築家の吉村順三さん。
喫茶コーナーには行ったことがなかったのですが、池があったし、その近くにあるだろうと1階で探すが見つからず・・
なんと!喫茶コーナーは池を挟んだ地下スペースでした。




掘り下げた喫茶スペースは静かで、時々出入りする人がスロープを行ったり来たりする様子に目を遊ばせたりして、
のんびりできる空間でした。
今はなき、京都のホテルフジタ(設計:吉村順三)のお庭との関係の作り方に似てるなぁと思いました。