楠葉の家の一年点検に伺いました。
お引渡し時にはお手持ちの家具がまだ搬入されていなかったので、
なんとなく出来上がっていないような気がして、うまくいったか心配だったのですが、
家具やお二人の好きなもの、そして!新しい家族まで増えた様子を見て、ようやくホッとしました。
いろいろ嬉しい言葉をかけていただいたのですが、ご主人が
「こうしろ!と言われている気がしないのに、自分たちになんだかフィットしている。」
という言葉がとても印象に残りました。
減額案で無くなった、収納の棚もDIYでちゃんとつけて下さっていたり、
泣く泣く諦めたテラスも復活させようかというお話が出たり・・
同じ方向を見れていれたんだなぁと嬉しくなりました。
設計者はどうしても、完成形を見て安心したくて、あれもこれもと急いで思ってしまいますが、
こうして、同じ方向を見据え、家族の変化も受け入れながら、ゆっくり家が変化していくのを
愉しむのもあるのかなと思いました。


