いしいしんじ さん その場小説

ギャルリ―宮脇
ギャルリーと読むのがカッコいい。寺町二条上ガル辺り。

夫の祖母の本「塔本シスコ 絵の手帳」(平凡社)の出版記念企画で

小説家 いしいしんじさんの『その場小説』をやっていただけることになり、

ギャルリー宮脇へ行きました。

ギャルリ―宮脇は先代こだわりのサロンのような空間。

鉄平石ときれいな色のタイルをまとった外観で、3階まで続く動きあるらせん階段が

上へ上へと空間をつないでくれます。

何でもコルビジェの孫弟子にあたる方に設計を頼んだとか。 

 

『その場小説』ってなんだろう?って思いますよね。

いしいさんがある場所に行って、即興で小説を書くというもの。 

それはいしいさん×その場所の掛け合いで展開していきます。

 

今回はギャルリー宮脇のらせん階段を登った2階にぎっちりお客さんを詰め込んで

始まりました。

シスコさんの絵は大きくエネルギーが強いものが多いので、小さいスペースに展示すると

それこそ絵の中に入ってしまいそう。

いしいさんはそれをグイッとリードするようにお話を進めてくれます。

ひとしきり絵の世界にダイブしたあと、「おわり」と聞こえました。

 

今回のお話は雑誌「飛ぶ教室」(光村図書)2015春号 に掲載される予定とのことです。

お楽しみに!

園子さん(奥様)手作りのとんがり帽子をかぶり、お話しするいしいさん。
園子さん(奥様)手作りのとんがり帽子をかぶり、お話しするいしいさん。
その場小説 原稿
イベント参加者には原稿のコピー1枚がプレゼントされます。