ミナペルホネン

うわさには聞いていたのですが、なかなか行けずにいたミナペルホネン。

 

あのクラッシックな建物があんなにかわいい生地に満たされたら、どうなるのだろうと

急に気になりだして、行ってまいりました。

 

恥ずかしながら、ブランド名とテキスタイルのイメージから勝手に北欧のブランドと

勘違いしていたのですが、皆川さんの「ミナペルホネン」だったんですね。

確かに、日常の嬉しい驚きや発見をもとに生地が作られ、それをまとうような感じは

どこか日本の着物に似てるようにも感じました。

 

店舗設計の勉強をしている旨をお店の方にお伝えすると建物から内装までいろいろ丁寧に

教えて下さいました。

 

店舗設計を見に行くとき、ブランドのデザインと内装設計の境界線がみえて「うーん」と

思ってしまうこともあるのですが、その境界線を感じませんでした。

聞けば、皆川さんが内装の意匠や什器のかなり細部までデザインされているとのこと。

 

緻密な生地の織から始まって、洋服へ、空間へと織が広がっていくようでおもしろかったです。

ミナペルホネン 京都

http://www.mina-perhonen.jp/shop/kyoto/

 

その他にもコンセプト別にいくつかの部屋があり、それぞれ違った印象で、楽しめます。

 

石の床、木の家具、鉄の什器、本革の床!、やきもののタイル。経年変化の美しい素材を

多く使っていることも印象的でした。