初めてのご訪問

じりじりの日差しに夏の気配を感じると嬉しくなって、鴨川でスピード(自転車)を出しすぎます。

 

さて、お問い合わせいただいたお客さまのお宅を訪問させていただきました。

初めてお会いする時は事務所に来ていただいたり、ご訪問させていただいたりいろいろですが、

いずれにせよ、ドキドキ期待しながら、その時を待ちます。

建築設計事務所が敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ぜひ気になる事務所が見つかれば、お問い合わせしてみてください。

きっといそいそいいお茶でも買いに行ってお待ちしてくれるのではないでしょうか。

 

ご訪問させていただいた場合は、住宅設計ではお住まいの状況が設計の大きなヒントにもなりますので、

お住まい方、お手持ちの家具の計測やどういったものが好みかなど見せていただきます。

 

私生活を他人に見られるのはなんだか恥ずかしい気もされるかと思いますが、

できあがった時に無理がないよう、できるだけ普段通りにお迎えいただけますと幸いです。

 

今回は

本が好きで家族全員の本を収納できる本棚

ご実家にあるお気に入りの仏壇を持ってきたい

コートハウスのような

というご希望です。

 

なぜか本好きのお施主さんに恵まれていますが、みんなが寝静まったあと夜な夜な本のページをめくっていると

落ち着くのはなぜなんですかね。

電子書籍も良いけれど、紙の音や質感もその重要な要素な気がして、

夜こっそり本棚に向かうのです。

 


形になるまで(ひみつの花園)

先日打ち合わせにお伺いしました。ようやく方針を共有でき、これまでのまとめ。

名前はとりあえず、通りからは見えないプライベートなお庭を中心に展開するということで、

「ひみつの花園」。規模は30坪ほどの木造2階建ての予定です。

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矩計、仕上げ(ひみつの花園)

矩計図を描きました。

下書きは遠慮なく、製図板の上で広げられるだけ広げて、

図面の中にもお邪魔して進めます。

 

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配筋検査(ひみつの花園)

配筋検査に行きました。

今回の基礎はかなりいろんなオーダーがあり、

一つ一つ配筋内容を確認。

アンカーボルト(土台と基礎の固定金物)、ホールダウン(柱と基礎の固定金物)の位置も合わせて確認。

そのあとはまだ金属のかごのお宅に上がらせていただき、イメージと現実の摺合せ。

何度か敷地を測り中庭がせまくなりすぎないか確認していたのですが、

立ち上がってくると、もう少し広く感じられ安心しました。

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祝 上棟(ひみつの花園)

2018年10月3日(先勝)建て方が行われました。

今年の秋は異例の台風でなかなか気の抜けない日々が続きましたが、

ようやく棟が上がりました。

何とか雨仕舞までということで、大急ぎで屋根の野地板、防水シートまで完了下さいました。

仕事が早い!

建方の様子を、小さな男の子がお母さんと一緒に見に来て下さったり、

ご近所の方が足を止めておめでとうございますと声をかけていただいたりと、

お祝いムードでした。

何ですかね、赤ちゃんを見る時のような期待感。

その様子は何か新しいことが始まるワクワク感、直接関係なくても見ている方も

元気をもらえる光景だと思います。

ここからはじっくり進んでいきます。

屋根葺き工事、中間検査(ひみつの花園)

中間検査前に木構造の施工状況の確認に行きました。

自治体にもよりますが、木造住宅の場合、棟上から少し経ったタイミングで、

柱、梁などの接合部分に十分耐えうる金物がきちんとついているか、図面通りに

施工できているかの法定の検査があります。

屋根の上では板金屋さんが換気棟の作成中。

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足場とれました。

冬の寒空の下、いよいよ足場がとれました。

中庭は外の部屋のような空間にしたく、中庭に面した部分の外壁のみ、優しい印象の左官壁にしています。

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仕上げ検討

仕上げ工事に向かって、仕上げ色の最終検討。

小さなサンプルで選び、大きなサンプルを取り寄せ。

面が大きくなると、明るく見えますので、できるだけ大きなサンプルで確認します。

室内でまず見比べて、自然光の下でもう一度確認。そんな繰り返しです。

その内容で決め、建主とお打合せという流れになります。

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階段♡

階段がとりつきました。

上下階をつなぐ重要な要素で北側の採光と上へと誘う階段。

コンパクトな軽い階段になっています。

費用との兼ね合いで既製品を駆使して計画していたのでうまくいくか心配でしたが、

メーカーさんの協力もあり、大工さんがバシッとおさめて下さいました。

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植栽計画(ひみつの花園)

シンボルツリーの検討。立ってもらい高さを確認。
シンボルツリーの検討。立ってもらい高さを確認。

植栽計画のため、勉強も兼ねて造園屋さんに庭木屋さんの古川庭樹園に連れて行っていただきました。

場所は大阪南部の南河内にあり、この辺りは造園の樹木の栽培が盛んだそうです。どこまでが園内かわからないような広大な敷地で一山全部くらいにもらわれていくのを待っている木たちが品種ごとに植えられている、という感じでした。建築家や住宅メーカーのお庭、USJなどの施設まで幅広く樹木を卸されているそうです。コーヒーまで入れていただき、いろいろおもしろいお話をお伺いしました。美建の石井修さんからのきっかけで、安藤忠雄さん、藤本壮介さんなどたくさんの建築家の方が来てくれたお話、土に空気を含ませ植物を育てる仕事の可能性、樹というすぐには育たないものを扱いながら時代の流れを読むむずかしさ、大阪市内につめつめに建築をつくることをやめて、大きい公園を作るのはどうかなどなど興味深くお話をお伺いしました。

 

雨の日は現場がお休みになるので、たくさんの造園屋さんがみえていて、植物を選定されていました。

敷地が広いので、畑で育つ木よりも山に生えているよう自然に大きくなっている印象でした。

 

建築敷地が多少海風が吹くことがありそうなのと、日差しが強いことを考え、まずはコブシを見に。

条件はクリアしていたのですが、樹形がストンとしすぎて、少し今回には合わなさそう。

やはり株立ち(根本から小さな株に分かれたもの)かということで、ヤマボウシエリアに案内いただきました。ヤマボウシは今までも馴染みのある樹種だったので、やっぱりそこに行きつくのかと思いながら、土砂降りの中ウロウロしていて、これは!と造園屋さんと意見が合い、候補が決まりました。

その他いろいろ樹木のことを教えてもらいながら帰路につくのでした。

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仕上げ工事(ひみつの花園)

いよいよ現場も大詰めです。

天井もきれいに塗装していただきました。

この天井が外の光を拾い、奥まで届けます。

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造園工事(ひみつの花園)

お引渡し後、造園工事にお伺いしました。

この建物は、中庭ありきのプランで家中の目線が南庭のシンボルツリー廻りに集まるようお作りしてきていたので、中庭への思い入れが強く、あれこれお願いして造園屋さんを困らせてしまったのですが、粘り強くお付き合いいただき、ようやく施工へこぎつけました。

中庭の地面は光を反射し、その光を一階の天井でひろって部屋の奥へ導びこうという計画で、

地面は当初より明るめの色の砂利を敷こうと考えていました。デッキはあらゆる施工者皆さんになんで変形しなくちゃダメなの?と言われていて、うまく説明できなかったのですが、模型を作ったとき、それが一番しっくりきたとしか言いようがなかったのですが、おそらくここで西日を感じたくその気持ちの現れが形につながっているのだと思います。

一時、費用面を考え、造園工事自身がかすむ時期もあったのですが、施工出来て本当に良かった。

そう強く思うほど上品で素敵なお庭に仕上がりました。ありがとうございました!

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写真撮影(ひみつの花園)

お引越しをされて少し落ち着かれたということで、竣工写真撮影のために再び和歌山へ。

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WORKSにアップしました。(ひみつの花園)

最新作アップしました!

「見たよ!ひ、ひみつの花園‥」と恥ずかしそうに言われるのがおかしくて、「ひみつの花園」という命名も気に入っていたのですが、施主にも「あのーアラフィフの家なんですけどぉ」と突っ込まれていたこともあり、タイトルを考え直しました。

 

午後の光をだきとめるよう設置した壁。

その壁により、太陽がそこにあることを感じながら午後を過ごす

というコンセプトで「陽留(ひる)の家」。

温暖な地域ではなかなか嫌われものの西日。

暑い光だけど、こうすればうまく付き合えるんじゃないかというつもりで作りました。

ぜひ覗いてみて下さい。

 

 WORKS 「陽留(ひる)の家」