現在進行中です。最新情報。

撮影会(丹生川の古民家)

お引越しをされ、少し落ちつかれたということで、撮影にお伺いしました。

なかなか設計した住宅に泊まれる機会はないのですが、ご厚意で1泊させていただけることに。

1泊目は夕方到着して、西に傾いた光で撮り、終了。

薪ボイラーで炊いたお湯でお風呂に入らせていただきました。

そのあとは、ホカホカにあったまった体で後ろから薪ストーブに温められながら、美味しいご飯をごちそうになっているとすぐに眠くなってしまいそうでした。

次の日は早起きして近所を散歩し、朝から撮影。

朝は雲が多いなと待っていると、日が昇るとともにみるみる晴れてきて、光が少し強くなりすぎた反省もありますが、とりあえず、私の力量で撮りました。

最後はお近くのママカフェ(なぜか赤ちゃんを連れた女性ばかりのカフェ)で

サバディン(沼津産)サンドをいただき、お土産にもサバディン缶2つ。

お施主さんが美味しいものを良く知っている、はたまたお料理上手なのか、魚に、野菜に食べ物の美味しい高山です。

この先はソファなど家具を作りたしていって下さるご予定とのこと。

写真はまだ未完の部分もありますが一旦アップできればと思います。

祝 ほぼ竣工(丹生川の古民家)

9月末におおよそ出来上がり、お引越し。

設計前から用意してあったお気に入りの薪ストーブも一番のりでお引越し。

このあとは若干残った施主施工部分を住みながら作っていっていただく予定です。

中塗り仕上げ(丹生川の古民家)

そして、左官仕事2回目。

いよいよ中塗り仕上げ。 


乾くとどうなるか、楽しみです。

本当に皆さんありがとうございました。

荒壁(丹生川の古民家)

いよいよ土壁施工へ。

まずは荒壁。

左官屋さんをお手本に皆さんで施工して下さいました。

木工事完了(丹生川の古民家)

大工さんがじっくり取り組んだ半年。

ほぼ木工事が完了しました。

このあとは家具職人である建主のプロのDIY。

梅雨の様子を見ながら、内部の土壁塗りに入っていきます。

敷地につながる段丘の斜面。

日常の中にきれいだと感じる瞬間が多いこと。

それだけでずいぶん人生豊かになるんだろうなぁと思わせる風景がつながっていました。

丹生川の古民家の春まで(丹生川の古民家)

年明けから本格的に始まった丹生川の古民家。

あちこち向いた構造材相手に外回りもほぼ木製建具。

なかなかねばり強い対応が必要に予測していましたが、効率の良い施工で、急ピッチで進んでいます。

現場から遠い私をお気遣いいただいて、時より現場から写真のお便りが届きます。

いよいよ着工!(丹生川の古民家)

冬の高山へ。

土地の問題をクリアしていよいよ着工します!

土地の問題とは、敷地は実質的には公道よりアクセスできるのですが、その広大な敷地に市の土地が挟まっていて、公図上、接道を妨げていました。

その土地を市から買い取る作業を進めること数か月、ようやく着工にこぎつけました。

その間に一つ嬉しいことが。

春から少しずつ大きくなっていた奥様のお腹。

そのお腹から女の子が生まれてきました。おめでとうございます。

打ち合わせ中にみるみる雪が降ってきて、すっかり雪景色。

春までじっくり大工さんが向き合われる予定です。

見積もり調整(丹生川の古民家)

外廻りの開口部はほとんど木製建具、プラスターボード(壁下地の石膏ボード)は使わず左官仕事で壁を作りたい、

合板はできるだけ使わない、断熱材は羊毛、薪ストーブ2つ、薪ボイラーでお湯をわかそう!

建築解体後もできるだけ土に還ってしまうようなもので構成し、循環型の生活を! 

という施主のご要望を叶えるべく、図面を描き上げたものの、今の時代そういう昔はあたりまえだったものが高級品で、、

ようやくお見積書が上がってきました。

 

どんな価格帯でも大概ここは山場になり、鬼となった私がばっさりばっさり、

建主の夢を切っていく‥

 恐ろしく聞こえるかもしれませんが、本当に自分たちに必要なものを

見つめ直す良い機会でもあると思います。

 

 

もうここだけはゆずれない!くらい絞った方が好きだなと思ってしまう私は

やっぱり鬼なのでしょうか?

 

赤がチェック、査定項目。青が減額案内容。
赤がチェック、査定項目。青が減額案内容。

実施設計お打合せ(丹生川の古民家)

ワッショーイ!!

 

古民家の古い構造とにらめっこの日々を経て、長らくお待たせしてしまったのですが、

ようやく図面を描き上げ、すっかり雪解けした高山にお邪魔しました。

 

 

 

屋根にはすでに煙突がとりつきました。雨の状況を確認。
屋根にはすでに煙突がとりつきました。雨の状況を確認。
屋根は先行して新しくなりました。
屋根は先行して新しくなりました。
古材を検討
古材を検討

 

新築とはまた違うジリジリ感でここはどう答えるかということを一か所一か所検討し、

自分なりに答えを出し、再び訪れた現場は、途中こんなことで悩んでも意味ないのかなと

思うこともあったのですが、漠然と捉えていた現場の様子が随分クリアに見えました。

 

とはいえ、もう一度現場で答え合わせをするといった感じで調整していきます。

 

今回は遠隔地ということで、施主となかなか直接会ってお打合せができていなかったのですが、

ニュアンスのような部分でお二人が大事にされていることを感じとるには

はやり直接お会いするのが一番だなと思いました。

 

 

 

お施主さんのこだわり、イエルカさんの薪ストーブ。大きい方は炉内の上部でピザも焼けるそう。お施主さんの工場で待機中。
お施主さんのこだわり、イエルカさんの薪ストーブ。大きい方は炉内の上部でピザも焼けるそう。お施主さんの工場で待機中。

 

そして、次の日はお見積りの打ち合わせ。

今回は高山で設計施工されている丸設計室さんと協力して進めているのですが、

現場で気になることを相談し、そのあとは丸設計室さんの設計施工物件を見学させていただきました。

夜遅くまで現場で家具をおさめようと奮闘したお話を聞いたり、

細かなところもこだわられて設計されている図面を見せていただき、

「お!描いてるねぇ!」みたいに嬉しくなりました。

 

 さて、いよいよお見積り。よろしくお願いいたします!

 

 

結局ギリギリまで図面を描いてお持ちするような形になってしまい、帰りの電車はすぐに熟睡で、お土産を買って帰宅。

お姉ちゃんが泊まりがけだった私にプレゼントを用意して待っててくれて、心温まるのでした。

 

 

実施設計(丹生川の古民家)

丹生川の古民家の実施設計をしております。

改修はゼロからではなく、途中から作るので、新築よりも簡単に考えられることもありますが、

新築よりも不明確なことが多く、その部分で悩んでしまったり、なかなか難しいところもあります。

 

何もないところに作るのではなく、あるものに対してどう答えるか、どうすると魅力をひきだしつつ、

性能をあげていけるか、を考える必要があります。

 

まずは、軸組(構造の立面図)を各部屋描きだし、それを写真と見合わせながら、

「この天井は見せたいな」「ここは新しい感じ」

「馬小屋部分の構造は馬小屋感あるなぁ~」

などなど考えながら、古い構造に肉付けしていきます。

 

主な構成要素はこんな感じ。左から、モイス、山桜、杉板、加えて左官で中塗り仕上げ、古材。
主な構成要素はこんな感じ。左から、モイス、山桜、杉板、加えて左官で中塗り仕上げ、古材。

屋根工事(丹生川の古民家)

先行して始まった屋根工事の様子を施主のご主人が送って下さいました。

その写真からご主人の喜びが伝わってくるようで、皆さんにもそのおすそ分けです。

 

雨仕舞が悪いので、屋根だけやってしまいたいという施工者のご意向で、

雪の合間を見て、屋根板金工事に入ってくださいました。

高山はきれいな雪景色。敷地まで雪かきをして、工事開始。
高山はきれいな雪景色。敷地まで雪かきをして、工事開始。
子供室のロフトの窓になる予定の窓からの景色。
子供室のロフトの窓になる予定の窓からの景色。
   
   
大屋根板金工事完了。すでに煙突も取り付きました。
大屋根板金工事完了。すでに煙突も取り付きました。

基本設計お打ち合わせ(丹生川の古民家)

マイコプラズマ、ロタ・・流行りのフルコースで5歳のお誕生日前に鍛えられた娘。

一か月近くかかりましたが、元気なって良かった。

お休み中の娘の横で模型を作り、再び高山へ行ってきました。

 

現状、延床45坪ほどの平屋を、若世帯の新居兼親世帯のセカンドハウスとして、改修予定です。

模型の真ん中がLDK。LDKを挟んで、上(東側)が子世帯ゾーン。下(西側)が親世帯ゾーン。
模型の真ん中がLDK。LDKを挟んで、上(東側)が子世帯ゾーン。下(西側)が親世帯ゾーン。

東側より。建物北側(写真、右側)は斜面となっています。
東側より。建物北側(写真、右側)は斜面となっています。
LDK南側。傾いていた柱も大工さんに矯正されて、以前よりしゃんとしていました。
LDK南側。傾いていた柱も大工さんに矯正されて、以前よりしゃんとしていました。

そして、模型を作ってみて気になっていたLDK北側の開口部の検討。

 

今回、LDKが建物の真ん中にあり、LDKの採光は主に奥行5間半(約10m)ある部屋の南北からとることになります。

それにつながる東西の個室もある程度解放的にも使えるようにしているので、東西にも抜け感は出ると思うのですが、

南側は建物が建っているので、景色を見るという感じではありません。

雪の地方ですので、屋根面への穴は極力避けたいので、天窓はNG。

 

北側斜面の立地を活かさない手はないと思い、当初横長の腰窓にする予定だった窓形状を再度ご検討いただきました。

壁に沿って光をできるだけ奥まで誘い、力強い天井をしっかり下から照らすのが正解と思ったのですが、いかがでしょうか。

LDK北側。ブルーシート部分が北側窓部分。
LDK北側。ブルーシート部分が北側窓部分。
横長窓の場合
横長窓の場合
窓を床まで下げ、北斜面に生える木々の下からの照り返しを取り入れる
窓を床まで下げ、北斜面に生える木々の下からの照り返しを取り入れる

そして、いろいろ美味しいものもいただきました。

甘柿
甘柿
山芋料理
山芋料理

だしの美味しい高山ラーメン、小豆てんこ盛りのお汁粉、白菜たっぷりカマンベール鍋。

敷地内に生えていた柿が甘柿とわかり、みんなで頬張り、山芋料理もごちそうになりました。

高山は山のものに加え、海のものも美味しい土地のようです。

そのあとは、張る予定の床板を「うづくり」にしてはどうかということで制作現場を見学。

「うづくり」とは、木の表面をやさしく削り、年輪を浮き上がらせる加工だそうですが、

前回同じ床材を見せていただいて気になった節の部分が表面がラフになったことで気にならなくなり、

当たりもやわらかでとてもきれいに見えました。

この加工、今回ご主人が家具職人さんということもあり、ご主人にひと肌ぬいでいただく部分が多いのですが、

またその項目が増えそうな予感。

 

かわいい工場でした
かわいい工場でした

そんな感じで盛りだくさんの2日間、お付き合いありがとうございました。

 

行きはお疲れモードだったはずが、のびのび広いところで活動し、美味しいものをいただいたからか、

元気になって、帰りの電車に乗り込むのでした。

 

古民家再生

古民家改修のお話で、駅弁を買い込み、ワイドビュー飛騨に乗り込み、いざ高山へ!

10年ぶりくらいの高山でしたが、最近きれいになったところのことで、

駅舎も立派になって観光に力を入れていることが伺えました。

 

 

さて、敷地は国道からすこし入り、集落内の水路をこえると・・・というロケーションで、

小八賀川という川を望めるような段丘の部分にあり、北側が斜面。

南北から水の音が聞こえました。

敷地内には主屋、板倉、水廻りを含んだ元馬小屋、倉庫が建っています。

雪の多い地域でしばらく放置してしまっていたこともあり、主に屋根に傷みがありました。

その中のまずは居住部分となる主屋から手を入れようということで、

既に状況を調査の上、耐震改修を進めている段階でした。

建物は主に明治期のものということです。

左、板倉。右、主屋。
左、板倉。右、主屋。
主屋の南側に通路を挟んで、元馬小屋と倉庫が建っています。
主屋の南側に通路を挟んで、元馬小屋と倉庫が建っています。
内部。杉の厚板を落とし込んだ部分が新規耐力壁部分。
内部。杉の厚板を落とし込んだ部分が新規耐力壁部分。
西を見る。建物の北東と南西が見通し良い部分になっています。
西を見る。建物の北東と南西が見通し良い部分になっています。

この家のご神木だそうです。
この家のご神木だそうです。
北側の斜面の下から。
北側の斜面の下から。

現場を見ながら、古民家改修はつぎはぎを愉しむという感覚なのかなぁと

様々な時代に継ぎ足されたパーツを見ながら思うのでした。