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写真撮影(ひみつの花園)

お引越しをされて少し落ち着かれたということで、竣工写真撮影のために再び和歌山へ。

まずは和歌山市役所の十四階農園で腹ごしらえ。

建主の方から教えていただいていてずっと行きたいと思っていたのですが、

結局現場中もバタバタして行けずじまいで、これも勉強!ということで大急ぎで食堂へ。

とにかく絶景でお城を目の前に、和歌山市内の山から海までを一望することができます。

ここで地元でとれた美味しいものを食べれば、自分の街のいいところを再発見できるだろうなと

思いました。市役所内に市民が集える場所があるというのも良いよう思いました。 

さて現場には二月ぶりにお邪魔すると、造園工事で植えていただいた草木が夏に向けてグングン緑が濃く

なっていました。

撮影は施工でお世話になりました冨田工務店さんのご紹介で、長岡写真事務所の長岡さんに撮っていただきました。

 

やっぱり庭があるのとないのでは全然違うねと話しながら撮影開始。

ドローンまで飛ばしていただいて、その安定した飛行、ブレのなさにびっくり。

建物を作るときに人の目線ばかり気にしていましたが、こうなってくると鳥の目線も気にする必要があるなぁ

と勉強になりました。

 

夕方カメラマンさんの集中を妨げまいと静かに庭へ植えた木の木漏れ日が風で動いているのを見ていると

西の高窓から光が差し込んできて、あれ?これ模型で覗いたまんまだ!とあたりまえなのですが、

何年かごしに同じ光景が目の前に現れたので、私もパシャリ。

またまとまりましたら、写真をアップできればと思います。

造園工事(ひみつの花園)

お引渡し後、造園工事にお伺いしました。

この建物は、中庭ありきのプランで家中の目線が南庭のシンボルツリー廻りに集まるようお作りしてきていたので、中庭への思い入れが強く、あれこれお願いして造園屋さんを困らせてしまったのですが、粘り強くお付き合いいただき、ようやく施工へこぎつけました。

中庭の地面は光を反射し、その光を一階の天井でひろって部屋の奥へ導びこうという計画で、

地面は当初より明るめの色の砂利を敷こうと考えていました。デッキはあらゆる施工者皆さんになんで変形しなくちゃダメなの?と言われていて、うまく説明できなかったのですが、模型を作ったとき、それが一番しっくりきたとしか言いようがなかったのですが、おそらくここで西日を感じたくその気持ちの現れが形につながっているのだと思います。

一時、費用面を考え、造園工事自身がかすむ時期もあったのですが、施工出来て本当に良かった。

そう強く思うほど上品で素敵なお庭に仕上がりました。ありがとうございました!

中庭ができるまで

エントランス側ができるまで

木々の芽吹きを待って、写真撮影の予定です。

植栽計画(ひみつの花園)

シンボルツリーの検討。立ってもらい高さを確認。
シンボルツリーの検討。立ってもらい高さを確認。

植栽計画のため、勉強も兼ねて造園屋さんに庭木屋さんの古川庭樹園に連れて行っていただきました。

場所は大阪南部の南河内にあり、この辺りは造園の樹木の栽培が盛んだそうです。どこまでが園内かわからないような広大な敷地で一山全部くらいにもらわれていくのを待っている木たちが品種ごとに植えられている、という感じでした。建築家や住宅メーカーのお庭、USJなどの施設まで幅広く樹木を卸されているそうです。コーヒーまで入れていただき、いろいろおもしろいお話をお伺いしました。美建の石井修さんからのきっかけで、安藤忠雄さん、藤本壮介さんなどたくさんの建築家の方が来てくれたお話、土に空気を含ませ植物を育てる仕事の可能性、樹というすぐには育たないものを扱いながら時代の流れを読むむずかしさ、大阪市内につめつめに建築をつくることをやめて、大きい公園を作るのはどうかなどなど興味深くお話をお伺いしました。

 

雨の日は現場がお休みになるので、たくさんの造園屋さんがみえていて、植物を選定されていました。

敷地が広いので、畑で育つ木よりも山に生えているよう自然に大きくなっている印象でした。

 

建築敷地が多少海風が吹くことがありそうなのと、日差しが強いことを考え、まずはコブシを見に。

条件はクリアしていたのですが、樹形がストンとしすぎて、少し今回には合わなさそう。

やはり株立ち(根本から小さな株に分かれたもの)かということで、ヤマボウシエリアに案内いただきました。ヤマボウシは今までも馴染みのある樹種だったので、やっぱりそこに行きつくのかと思いながら、土砂降りの中ウロウロしていて、これは!と造園屋さんと意見が合い、候補が決まりました。

その他いろいろ樹木のことを教えてもらいながら帰路につくのでした。

 

植栽計画は年末頃から少しずつ進めていて、

造園屋さんに現場を見ていただき、建築工事と造園工事との取り合いや、外構の納まりの相談、材料の搬入方法などお打合せ。エントランスは費用面もあり、当初最小限の植栽で考えていたのですが、外壁が金属の工業製品でできていて、駐車場もコンクリートを打ってしまうと、かたくなりすぎる気がして、再検討しました。

南庭は今回結構重要で、庭を中心に空間構成を考えてきており、みんながそこへ向かい、上下階も含め、家全体をつなぐ要素になっています。庭のシンボルツリーは息子さんが鳥が大好きで家を建てたら、木を植えて、そこに鳥がきてくれることを楽しみにしているというご要望から、生まれたのですが、デッキテラスでは日よけに、室内からは、樹木の影が室内に延びるのを楽しみ、屋上からは青々とした葉先が見える‥という具合のイメージです。

西日を受ける屋外から続く壁に樹木の影が延びるとい良いなと‥
西日を受ける屋外から続く壁に樹木の影が延びるとい良いなと‥

階段♡

階段がとりつきました。

上下階をつなぐ重要な要素で北側の採光と上へと誘う階段。

コンパクトな軽い階段になっています。

費用との兼ね合いで既製品を駆使して計画していたのでうまくいくか心配でしたが、

メーカーさんの協力もあり、大工さんがバシッとおさめて下さいました。

小上がりの部分は和室。一番奥に仏像を設置する予定。

玄関から入って行くと、階段の向こうのほこらに仏像が納まっている

というような感じで見せたいと考えています。

仕上げ検討

仕上げ工事に向かって、仕上げ色の最終検討。

小さなサンプルで選び、大きなサンプルを取り寄せ。

面が大きくなると、明るく見えますので、できるだけ大きなサンプルで確認します。

室内でまず見比べて、自然光の下でもう一度確認。そんな繰り返しです。

その内容で決め、建主とお打合せという流れになります。

トイレの床に悩んだり、

和室どうする?

システムキッチン扉などなど

足場とれました。

冬の寒空の下、いよいよ足場がとれました。

中庭は外の部屋のような空間にしたく、中庭に面した部分の外壁のみ、優しい印象の左官壁にしています。

内部も着々と進んでいます。

床フローリング張中。大工さんが床暖房を気にしながら、慎重に慎重に張進めて下さっています。

台所より食堂を見る

屋上からの夕日

屋根葺き工事、中間検査(ひみつの花園)

中間検査前に木構造の施工状況の確認に行きました。

自治体にもよりますが、木造住宅の場合、棟上から少し経ったタイミングで、

柱、梁などの接合部分に十分耐えうる金物がきちんとついているか、図面通りに

施工できているかの法定の検査があります。

屋根の上では板金屋さんが換気棟の作成中。

祝 上棟(ひみつの花園)

2018年10月3日(先勝)建て方が行われました。

今年の秋は異例の台風でなかなか気の抜けない日々が続きましたが、

ようやく棟が上がりました。

何とか雨仕舞までということで、大急ぎで屋根の野地板、防水シートまで完了下さいました。

仕事が早い!

建方の様子を、小さな男の子がお母さんと一緒に見に来て下さったり、

ご近所の方が足を止めておめでとうございますと声をかけていただいたりと、

お祝いムードでした。

何ですかね、赤ちゃんを見る時のような期待感。

その様子は何か新しいことが始まるワクワク感、直接関係なくても見ている方も

元気をもらえる光景だと思います。

ここからはじっくり進んでいきます。

配筋検査(ひみつの花園)

配筋検査に行きました。

今回の基礎はかなりいろんなオーダーがあり、

一つ一つ配筋内容を確認。

アンカーボルト(土台と基礎の固定金物)、ホールダウン(柱と基礎の固定金物)の位置も合わせて確認。

そのあとはまだ金属のかごのお宅に上がらせていただき、イメージと現実の摺合せ。

何度か敷地を測り中庭がせまくなりすぎないか確認していたのですが、

立ち上がってくると、もう少し広く感じられ安心しました。

矩計、仕上げ(ひみつの花園)

矩計図を描きました。

下書きは遠慮なく、製図板の上で広げられるだけ広げて、

図面の中にもお邪魔して進めます。

 

この図面と合わせて、形態を伴う範囲で(仕上げによって必要な厚みや下地が変わってきます。)仕上げをまず一旦考えます。外壁面が広いので、外に面する部分は既製品により工業的なイメージで淡々と仕上げ、中庭に面する外壁は室内から繋がっていくような優しい壁にしたいと考えています。サイディングをあまり使ったことがなかったのですが、勉強する良い機会だと思い、いろいろ取り寄せています。その中で、なかなかクールは一枚が届きました。

形になるまで(ひみつの花園)

先日打ち合わせにお伺いしました。ようやく方針を共有でき、これまでのまとめ。

名前はとりあえず、通りからは見えないプライベートなお庭を中心に展開するということで、

「ひみつの花園」。規模は30坪ほどの木造2階建ての予定です。

左からA案、「暑い!」と一刀両断。

日差しが強く、温暖な地域なので、南向きのガラス張りの吹き抜けは控えたいとご指摘ありました。

B案、C案、やっぱりB案?ひらめいた!E案!‥やっぱりF?違うやっぱりE案!

そんな感じで、大まかな目標形状は敷地と施主の要望からぼんやりとあるのですが、

びしっとくるにはやはり試行錯誤が必要です。

B案(左)とE案(右)の比較
B案(左)とE案(右)の比較

南側には小さいお庭を作って、それを囲むコートハウスのようにしたいというご希望がありました。

東側隣家は建て込んでいて、西側隣家は南側に大きな庭をとってあるので、

敷地から見ると南西は開けています。

庭の位置は迷わず決まったのですが、なかなか形状に迷いました。

当初、コートハウスといえば、中庭を開口部で囲み、2方から出られるようにして‥と考えていたのですが、

どうも小さな庭が庇でどんどん狭くなってしまうこと、また日差しの強い地域なので西日を強く受ける位置に

居室をもってくると暑そうで、どうもしっくりきませんでした。(写真、左:B案)

そこで、西日をしっかり受ける壁を南側へ延ばし、その壁で受けた光をマイルドにして

室内に引きこんではどうかと考えました。(写真、右:E案)

東側が水廻りや玄関、

西側はI型の一つながりの空間になっていて、南から庭・デッキスペース・

大きな本棚付のLD・和室が入り、

庭と階段の吹き抜けが上下階をつなぐ構成です。

敷地の南北に長いという特徴をどうにか長所として、取り入れられないかと

考えていたのですが、ようやく敷地の特徴である南北の奥行感が出せたかなと思います。

今回は間接光というテーマとあとはいくつか西日を好きになってもらう仕掛けをつくれないかと

考えています。

庭に延ばした左手で西日を抱っこして引き入れる。天井と壁で奥まで奥まで。

その帰りに京阪電車の吊広告。

川の流れに沿って開発している京阪沿線の広告が素敵でした。

初めてのご訪問

じりじりの日差しに夏の気配を感じると嬉しくなって、鴨川でスピード(自転車)を出しすぎます。

 

さて、お問い合わせいただいたお客さまのお宅を訪問させていただきました。

初めてお会いする時は事務所に来ていただいたり、ご訪問させていただいたりいろいろですが、

いずれにせよ、ドキドキ期待しながら、その時を待ちます。

建築設計事務所が敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ぜひ気になる事務所が見つかれば、お問い合わせしてみてください。

きっといそいそいいお茶でも買いに行ってお待ちしてくれるのではないでしょうか。

 

ご訪問させていただいた場合は、住宅設計ではお住まいの状況が設計の大きなヒントにもなりますので、

お住まい方、お手持ちの家具の計測やどういったものが好みかなど見せていただきます。

 

私生活を他人に見られるのはなんだか恥ずかしい気もされるかと思いますが、

できあがった時に無理がないよう、できるだけ普段通りにお迎えいただけますと幸いです。

 

今回は

本が好きで家族全員の本を収納できる本棚

ご実家にあるお気に入りの仏壇を持ってきたい

コートハウスのような

というご希望です。

 

なぜか本好きのお施主さんに恵まれていますが、みんなが寝静まったあと夜な夜な本のページをめくっていると

落ち着くのはなぜなんですかね。

電子書籍も良いけれど、紙の音や質感もその重要な要素な気がして、

夜こっそり本棚に向かうのです。